2021年上半期に買ったマンガの感想まとめ

今年の上半期 (1~6月) に買ったマンガ809冊 (+ Kindle Unlimited 6冊 + Prime Reading 6冊) の中で、特に印象深かった一部を抜粋して一言感想を書いていきます(前回: 2020年に買ったマンガの感想まとめ)。去年と比べてかなりハイペースで買ってるので(読んでるとは言ってない)今年は上半期と下半期に分けようと思いました。

ノンフィクション

「子供を殺してください」という親たち

精神疾患等で手に負えなくなった(と思っている)子を持つ家族たちと、そういう子を入院させることを請け負う主人公の話。

ケーキの切れない非行少年たち

IQ が 69 以下であれば「知的障害」と名前がつき、補助が受けられたりするが、それほど低くなくても知能が原因で社会で生きにくい「境界知能」の少年たちをクローズアップする。

戦争は女の顔をしていない

第二次世界大戦でのソ連軍従軍女性の戦争体験を綴った原作のコミカライズ。なかなかマンガという形態を取らないであろう内容だけど、僕はこうやってこれをきっかけに読んでいるので、この判断をした人はすごいなと思う。

定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ

少なめの小遣い制の家族(筆者やゲスト)が、小遣いをどのように使っているのかを紹介するエッセイ。カネの使い方って人それぞれで面白い。

歴史

アルキメデスの大戦

昭和初期、数学の天才である主人公が日本軍にいたら、という歴史 IF。

へうげもの

千利休の後継者と言われる古田織部の生涯をギャグテイスト多めで描く。(2017年に完結している作品だが)2021上期に読んだ作品では一番お気に入り。

応天の門

菅原道真と在原業平のコンビ(?)が世の怪異として恐れられている事件の真相を解き明かしたり解き明かさなかったりするサスペンス。言葉遣いとかは流石に現代風だが平安時代の描写も勉強になる感じで面白い。

サスペンス

Under the Rose

中世イギリスの伯爵家を舞台とした物語。中世をよく研究して描写しているらしい。伯爵・正妻・妾・嫡子・庶子の複雑な人間関係が作るヒューマンドラマ。サスペンス色があったりなかったりするが、あるエピソードが好き。途中から単行本が出なくなって、単話売りになってしまった。最も楽しみにしているマンガで、死ぬまでに完結してほしいけど無理かもしれない。

センコウガール

学校で悪目立ちしてる主人公を取り巻くドラマ。推測を誘導されて裏切られる小説っぽい感じを5巻で手軽に味わえるのでオススメ。

テセウスの船

時間跳躍でクライム・サスペンス。どうしても『僕だけがいない街』と被ってしまう。

チ。―地球の運動について―

天動説である宗教が権力を握っている世界で、地動説の研究をする人たちの話。史実との関わりはわからない。

アクション

アサギロ~浅葱狼~

沖田総司フィーチャー気味の新撰組の話。新撰組作品は色々ありそうだけど読んだことがなかったので。

亜人

通常の人間と違う能力を持つ「亜人」によるバトルもの。亜人同士の特殊能力自体に差異はなく、ひたすら機転によって戦いが展開するのが異能力バトルものでは差別化要素かも。原作者がモメた経緯を調べてから読むと味わい深い。

進撃の巨人

第57回壁外調査あたりが一番好き。ペトラがやられるところたまらないんですよね。

その他

インベスターZ

中学の秘密の部活「投資部」で奮闘する話。これ読んで実際に四季報読んだりしてみたけど、自分はそこまではいいかな……となってしまった。

ラジエーションハウス

放射線科を舞台とする医療マンガ。ラブコメ並みに絵がかわいいが、ラブコメ要素はやや抑え目。

二月の勝者 ―絶対合格の教室―

塾を舞台に、中学受験を描いている。中学受験なんて学年に1人みたいな地元だったので、色々と新鮮。

少女終末旅行

ポストアポカリプス。2人の少女が食い繋ぐ話。たまに人間にも出会う。空気感のマンガ。

NEW GAME!

絵はきららっぽいんだけど、4コマとはなんだったのかというかなり熱血な成長物語でもある。

女の園の星

女子校の星先生を描いているだけなのに独特の空気感が出ていてシュールでおもしろい。和山やまワールド。

まとめ

今回もアマゾン注文履歴フィルタに大変お世話になりました。これが無くなったらこの記事も書く気なくなると思います。

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